『ソワレ』に行ってきました
こんにちは、ハイジです。
先月京都の方に行ってきたのでその時にとある喫茶店に行ってきました。それは、、、
喫茶ソワレです!!
『ソワレ』とは?
京都って喫茶店が多いですよね。京都だとコーヒーチェーンのイノダコーヒーとか、純喫茶も多く存在しています。
そのひとつが喫茶『ソワレ』です。
少し前にインスタでバズってたみたいですね、インスタやってないので知りませんでした。
私は学生の頃に甲斐みのりさんという方の本で知りました。乙女心をくすぐる喫茶店や建築物、お土産などを紹介してくれるんですがめちゃくちゃ良い本です。この本読んで大学生の時に京都へ一人旅してきましたからね!こーゆー系統が好きなら是非読んで欲しいです。
京都ロマンチック案内―続・乙女の京都 「お散歩気分」でめぐる、レストラン・喫茶店、レトロ建物・宿・ホテル、雑貨とおしゃれを探す旅 (MARBLE BOOKS)
- 作者: 甲斐みのり
- 出版社/メーカー: マーブルトロン
- 発売日: 2009/01
- メディア: 単行本
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ソワレとはフランス語で"日が沈んだ後の時間"、演劇用語としては"夜公演"、つまり"夜会"だそうです。そして「女性が美しく見える灯を」とのアドバイスから青色の照明となったようです。最高ですね!!!
いかにもインスタ映えしそうな青い蛍光灯で照らされた店内、カラフルなゼリーが入ったデザート。
確かにこれも店内の魅力なのですが私的には
東郷青児の絵がたくさん見られること
が最大の魅力です。
東郷青児とは?
日本の美人画家。夢見るような甘い女性像が人気を博し、本や雑誌、包装紙などに多数使われ、昭和の美人画家として戦後一世を風靡した。
Wikipediaより引用
彼の絵は美人画なんで当然綺麗なんですが油絵で描かれたとは思えない美しさなんですよ。でもよーく近くで見るとちゃんと油絵で描かれていて女性特有の柔らかさとか、陰影表現が女性の美しさを表現してるというか。
私の個人的に行って欲しい都内美術館の一つに東郷青児の絵が多く展示されてる損保ジャパン日本興亜美術館がありますので是非。
昔、美術館に関する記事書いてそこでも紹介したので良ければ。
創業者が東郷青児の作品が喫茶店の雰囲気に合うと飾っていたところ、東郷青児本人がいらっしゃってそれ以降、店の為に絵を描いたそうです。ありがとうございます🙏
店内紹介
『ソワレ』は京阪本線の祇園四条駅が最寄りで川のすぐ側にあります。
看板から純喫茶の雰囲気が漂ってますね。
人気で常に行列があるような状態らしく列を作るポールが入口に並んでました。
私が行った時は幸い誰も並んでなかったので早速店内へ。
店内は一階が既に満席状態で二階に案内されました。店員さんが二階のスタッフとインカムで連絡を取ってました、大変ですね。
店内は青い照明で照らされ夜をイメージしてる事が分かり幻想的な雰囲気で違う世界に入ったみたいです。壁には東郷青児の絵がいくつか飾られてます。
やはり女性のグループ客が殆どであとはネットで知ったのか修学旅行生グループもいて非常に賑やかでした。
ソファも昔ながらの固いソファ、時代を感じます。
しばらくきて頼んだものがきました。
赤、紫、青、黄色、緑のカラフルなゼリーがミルクの中から覗いています。グラスにも東郷青児の絵が。
人気はゼリーポンチみたいですが炭酸苦手なのでミルクにしました。ソーダ水でなくミルクにしたぶんゼリーの味が分かりやすく、ミルクゼリーにして正解だなと思いました。ちなみにコースターにも東郷青児の絵が。
店内では東郷青児の絵が描かれたグラスなどが購入できますので思い出に是非。
そしてお会計を済ませて帰る時にお店の名刺を見たらここにも東郷青児の絵が、持って帰りましょう。
感想
お店の雰囲気はすごい良かったです。
でも非常に人気の喫茶店になってしまいお店の雰囲気とは裏腹に若い女性が多くガヤガヤしてます。
ゼリーポンチが食べたい!!インスタ写真を撮りたい!!て方ならいいと思いますが純喫茶の雰囲気を味わいたい、東郷青児の絵を見たりゆっくり過ごしたいだとガッカリしちゃうかもしれないですね。
遅い時間に行ったら雰囲気味わえますかね?
もしそんな機会があったらあの空間で森見登美彦さんの『夜は短し、歩けよ乙女』読みたいですね。
読んで下さりありがとうございました。