こんにちは、ハイジです。
唐突に観たくなった
ストーリー
人理継続保障機関・カルデアは人類史を存続するため日夜活動を続けていた。
そんなある日、近未来観測レンズ・シバにより、人類が絶滅することが証明されてしまった。
歴史上のさまざまな箇所に突如として現れた「観測できない領域」――特異点を人類絶滅の原因と仮定し、過去への時間旅行を決行。
カルデアのメンバーは特異点の事象に介入することで、これを解明、あるいは破壊する禁断の儀式-その名を“聖杯探索(グランドオーダー)”を行っている。
今回、新たに見つかった七つめの特異点は、紀元前2655年の古代メソポタミア。
ギルガメッシュが不老不死の霊草探索を終え、完成された賢王として君臨する繁栄の時代。
しかし、三女神同盟と数多の魔獣によりメソポタミアは蹂躙され滅亡の危機にあった。
神々と魔獣、そして人類。種の存亡を賭けた戦いが、いまはじまる。
公式サイトより引用
ストーリー、キャラクターは7章の絶対魔獣戦線バビロニアです。なのでベースはゲームをやってる人ならわかります。
しかし、あの膨大なテキストを3時間ほどの舞台に纏めるには尺が全く足りません。
よって牛若丸、弁慶、レオニダス、ジャガーマンは登場しません。なので彼らのシーンはカットされ、それに伴いロマニの説明で繋げる所も多かったです。
例として、
・一部のウルクでの依頼シーン
・王と一緒に湾へ水質調査へ
・ゴルゴーンの北壁襲撃
・イシュタルの被害調査
・エリドゥのケツァルの神殿へ行く
・冥界の二択クイズ
王と一緒にスプリングガンを倒すシーンを見たかった私としては残念です。そしてどっちの女神ショーも、、、
そして、この舞台の特徴としてギルガメッシュとキングゥ(エルキドゥ)との関係を強く表現してます。
バビロニアの世界線も原典であるギルガメッシュ叙事詩をベースに設定されています。
神と人間を繋ぎ止める天の楔たるギルガメッシュと、暴走するギルガメッシュを戒めるため作られた天の鎖たるエルキドゥは出会います。
2人は闘いを経て友となり、様々な冒険をします。
しかし、とある女神の怒りを買ってしまったことによりエルキドゥは死にます。
カルデアメンバーが訪れたのはエルキドゥの死後、ギルガメッシュは王として立派に責務を果たしている時でした。
しかし、エルキドゥはカルデアメンバーの前に現れ人類を殺そうとしていきます。
2人の関係性をキーとした構成をしていた印象がありました。
そしていきなり歌が始まったりするので舞台、というよりミュージカルと言った印象でした。
感想
ウルクは此処に健在です!!!
ホント観終わった後はソレでした。
そしてなんで自分チケット抽選をしなかったのか非常に後悔しました。
生で王を拝謁したかった、、、。
あまりに良かったので休憩時間に翌日の千秋楽のライブビューイングもチケット予約して土日はバルト通いしてました笑笑
2日連続で通った事で、基本的にアドリブが禁止(アラジンなどは別)なので脚本に乗っ取った堅実なミュージカルをする劇団四季とは違い、
日によってセリフの言い回しや歌のアレンジが違うことに気付いたので全通する方の気持ちも理解する事ができました。
オタク繋がりの友人も別の会場でライビュを観たのですが同じく沼に浸かってしまい,
これが2.5`次元ミュージカルの力か、、、!?
よかったポイント
配役が良かった!
今まで2.5次元を避けてたのは自分のイメージと3次元によるギャップを防ぐためだったのかも知れません。
しかし、去年は劇場版銀魂を観た事で抵抗が少なくなったのかもしれませんね。
最初は演じてる皆さんを観てうーん、合ってる、のかな⁇🤔とか思いながら見てたのですが
みんなハマり役だった
結局コレですよ。
各キャラクターのビジュアルはこちらから見ていただければ・・・
CHARACTER | Fate/Grand Order THE STAGE -絶対魔獣戦線バビロニア-
ビジュアル的、ぱっと見てハマってると思ったのは
・アナ
・ぐだ男
・エルキドゥ
でした。
エルキドゥは山崎晶吾さんという男性俳優さんがやっているので中性的なエルキドゥとしてはどーなのか⁇と思ったのですが
顔が綺麗
だったのですんなり受け入れてました笑
観るほどハマり役だと思ったのは
・賢王(ギルガメッシュ)
・マーリン
・イシュタル
・エレシュキガル
最初は丘山晴己さん演じる賢王について何か私のイメージとは違うかも〜と思ってたのですが
演技というか、口調とかが上手く
完全に王をモノにしている、、、!!
と思いながら観てました。
マチソワおちゅかれさまでしたーーーー❤️🌈💗💕💕💕💕今日もいっぱいの暖かいお客様に囲まれて毎日ハッピーピーしゅけたっぺええ✨💗✨あしたもがんばるねえええん✨🧸
— 丘山晴己 Haruki Kiyama (@HARUKES) January 24, 2019
👑ギル様からの今日の一言はインスタから😂👑https://t.co/oAcYAKPisZ pic.twitter.com/Rxmt3FdAN1
過労死寸前シーンとか冥界に落ちたとことかギャグも交えながらもギルらしさを忘れない演技が大変素晴らしかったです!!
彼がギルガメッシュを演じてくれて良かったと思います。
曲の歌詞がヤバイ
前作の舞台『神聖円卓領域キャメロット』のミュージカルはニコニコの放送で見たのですが
エジプトのファラオであるオジマンディアスが
マイネ〜ムイ〜ズ♫オジマンディ〜アス♫
と歌って踊るので
『コレはヤバイな🤔』
と思ってましたがギルガメッシュもヤバかったです。
歌詞のフレーズに
ギルギルギルギル強すギル♫
ギルギルギルギル値ギル♪
⁇
王が美しい肢体を晒しながら踊っているのですが歌詞がヤバすぎて謎の中毒性がありました。
もう一つヤバかったのはマーリン登場のシーン曲。
曲が流れるとロマニが早口でマーリンについて紹介し
サビになると
とノリノリで踊り歌うマーリン
うざい曲だな笑
と思うのですがめちゃくちゃ笑顔で踊ってるのでつられて私もニッコリ。
最後にはロマニも加わり千里眼コンビで踊ってました、可愛い。
観終わってから知ったのですが歌詞に
持っていても(千里眼)何も出来ない♫
みたいなフレーズがあったようで、明るい曲調なのに歌詞がめちゃくちゃ重っ!!
歌声が綺麗な人がいっぱい
舞台ってよりミュージカル色が強かった舞台バビロニア。
個人的に上手いな〜と思ったのは
・ダヴィンチちゃん
・イシュタル
・シドュリ
パンフレット見たらダヴィンチちゃんを演じてたRiRiKAさんは元宝塚だそうで!!確かに綺麗で美しい容姿と声をされてるな〜と。
シドゥリ役の門山葉子さんもミュージカルで活躍されている方のようで歌も上手く滑舌が良かったのでセリフも聞きやすくて個人的に好きになりました。
ギルガメッシュは歌が上手いというよりは、キャラクターに成りきって歌うのが上手い、という印象でした。
個人的に好きなシーン
ケツァル・コアトルとのルチャ
これコーフンしました!!
ケツ姉ことケツァル・コアトルを演じてたのは赤井沙希さんという方で、タレント活動の他にプロレス団体に所属して実際にルチャ(プロレス)をしている方なのです!
そんなリアルなケツ姉の登場は実際のルチャシーンから始まります。
プロレスって怖いし、痛そうとかイメージがあると思うんですが、
— 赤井沙希 (@SakiAkai) January 28, 2019
人間も色んな人がいるように、色んなプロレスがあります🌏
そして、戦いには痛みは付きもの。
直接、痛いのは選手だけだから心配しないでね🙆♀️✨
難しい知識も歴史も知らなくて大丈夫!心が踊るかどうかだけです☺️#舞台FGO#ddtpro pic.twitter.com/XG1bqIDyMm
ロマニの実況の中、ウルク市民一人一人に丁寧にプロレス技をかける様は見てて楽しかったです。
この舞台で一番好きになった役者さんかもしれません笑
イシュタルとの交渉
ぐだ男verだとイシュタルを仲間に入れる為に王の宝物庫の3割をもって神殿に訪れるシーンでは、ぐだ男がジャパネットた◯たのような口調でイシュタルと交渉します。
ロマニは悩むイシュタルに『契約した方がきみのメリットになる』と説き伏せるんですがその時にポニーテールの髪を
クルクル・・・(ポニテの髪を指で回してる)
ファサッ・・・(髪をたなびかせる)
ってしててなんか皆して笑ってました。
そんなロマニの話を聞くイシュタルも話をしながらも
チラッ
チラッ
チラッ
とラピスラズリが気になってチラチラ見ているのが面白かったです。
本編終了後の挨拶
舞台本編が終わって全出演者が舞台に出てくるんですがサービス満載でした。
・ロマニがぐだ子、ぐだ男をお姫様抱っこ
・イシュタルとエレシュキガルが手を繋いで舞台へ
・アナとゴルゴーンが抱き合い手を繋いで退場
泣きました、本編の2人の関係から考えると考えられないことなので余計に尊いものが見れた感動ですね。
・エルキドゥとギルが腕組んで入場
・泣いてるエルキドゥにティッシュを差し出すギル→拭いたティッシュをギルに返す→ギルがティッシュをしまう
・ギルがシドュリを呼んでお姫様だっこ
これ1人で叫びました!!なんかこの2人の関係がすごい好きなんで王ありがとう!!
・最後に王からの挨拶
最後の最後は賢王だけが残って挨拶しました。
王のお辞儀って腕組んで頭だけ下げるんですよ、本編が終わってもキャラを作ってくれた役者さんに感謝しました。こちらこそありがとうございます🙏